星景インターバル (遠征編!?) [星景]

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星景:Nikon D5000 TOKINA AT-X 107 DX Fisheye

新月期という事で、友人に誘われて星の写真を撮りにプチ遠征。最初は矢板市にある八方ヶ原まで上って撮ろうと向かっていたんですけども、上り始めたら路面にちらほらと凍結部分が見え始め、ノーマルタイヤだった友人の車では危険という事でUターン。友人がこの河川敷公園に来た事が無いという事で急遽場所の変更となりました。

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星景:Nikon D5000 TOKINA AT-X 107 DX Fisheye

1枚目の写真は2枚目の写真データの一部を使ってコンポジットしたものです。これまで使っていた「LightenComposite」という合成ソフトではなく「DeepSkyStacker」という別な合成ソフトを使用しております。
これまでのLighten~が地上の背景はそのままに星の軌跡を合成していくのに対し、Deep~は星の配置を確認して位置が同じになるように1枚1枚回転させて合成させる処理をしてくれます。で、出来上がりが赤道儀でガイド撮影したかのような地上風景が流れた写真になるという訳です。
データファイルには1時間分の180枚を入れてその中の80%である144枚(48分)を合成。2時間半位の処理時間を経てやっとこさ出来上がりました。枚数を重ねればより微光星が浮かび上がるという訳でもないようなので、これはちょっとやりすぎだったかも。(10枚前後!?)

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星景:Nikon D300 SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM

こちらはD300で撮ったもの。自分的にちょっといまいちな出来。同じようなフレーミングでも空の状態、星の配置等で全然イメージが変わってきます。

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星景:Nikon D300 SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM

こちらも1枚目と同じ処理をした画像です。30枚程度合成しています。
友人は新たにゲットした大口径ズームレンズを使い赤道儀を用いてのガイド撮影。片や私は2台のカメラを放置してのインターバル撮影。一度セットしてしまうと暇なので、合間合間でちょこちょこ撮影が楽しめる赤道儀が欲しくなりましたが、より高感度に秀でたD700やD3Sなら広角~標準レンズを使い短時間露出で撮影したものをDeep~で合成してもいい感じに仕上げられそうです。

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星景:Nikon D300 SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM

最後は中学生の時に一度撮ってみたことのある5分間隔のインターバル撮影。オリオン座だと三ツ星が菱形に並んで面白かった記憶があったのですが、出来上がりはそんなに面白くもないですね(^_^;)
むしろ5分間隔でひたすら撮って点々だらけにした方が面白かったかも。

基本データは以下の通り。
・1枚目 : D5000 15mm相当
SS : 20s 絞り : 4.5 ISO : 1000
22秒間隔で撮影した144枚(48分)をコンポジット。

・2枚目 : D5000 15mm相当
SS : 20s 絞り : 4.5 ISO : 1000
22秒間隔で撮影した360枚(120分)をコンポジット。

・3枚目 : D300 18mm相当
SS : 20s 絞り : 4.5 ISO : 1250
22秒間隔で撮影した180枚(60分)をコンポジット。

・4枚目 : D300 18mm相当
SS : 20s 絞り : 4.5 ISO : 1250
22秒間隔で撮影した30枚(10分)をコンポジット。

・5枚目 : D300 18mm相当
SS : 20s 絞り : 5.6 ISO : 1250
5分22秒間隔で撮影した3枚をコンポジット。
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