空 (在庫より) [朝景・夕景]
空(5/30):Panasonic DMC-LX3 [Raw]
例年より早い梅雨入りに、一応空系ブログとしては在庫に困る状況が続いておりますです。
以下、地震関係の記事ですので興味のない方はスルーして下さい。
先週末に地磁気の観測サイトで特徴的な乱れが見られたので忘れない内にアップしておきます。と、その前に前回記事にした4/28からの乱れについての考察。
USGS:過去の大きな地震一覧
上記のページより5/10(UTC 08:55:09)に南太平洋のロイヤルティ諸島という所(オーストラリアの東の方)でM6.8の地震が起きたようです。5/11にスペインで地震が起きていますが、こちらはM5.1ですのでエネルギーの規模からも除外して考えます。(M5クラスの地震は世界中のどこかでほぼ毎日のように起きているため)
自分的には地磁気の大きな乱れとM7前後地震の発生の関係はある程度成り立つと考えていますが、問題は震源の位置(方向)。前回、南半球で乱れと関係がありそうな地震があったという事で、その時のデータと震災時のデータを照らし合わせる事から北半球か南半球かの違いは判別出来そうです。
そういえば、JAXAの研究者さんが興味深い発表をされていました。
「地磁気指数(AE 指数、Dst 指数)と日本付近の地震日の関係に係る統計分析」
http://www2.jpgu.org/meeting/2011/yokou/SSS024-12.pdf
あながち自分が考えているような事も間違ってはいないのかも。
HAARP:2011/05/28のデータ
IRF:2011/05/28のデータ
京都AC:AE指数速報値(2011/05/28)
最後のAE指数速報値の-2000nt超えというグラフは震災時も含めて初めてみる振れ幅です。宇宙天気ニュースで確認すると、28日から29日に掛けて起きた太陽でのフレアの影響が多分にあると考えられますが、注意するに越した事はないと思います。
過去のパターン(3月以降、日本方面)から推測すると、この地磁気の乱れが一度収まりまた振れ始めた段階で地震が発生しているように見受けられるので、次のコロナホールの影響がみられると予想されている6/3以降という情報(宇宙天気ニュース)から、5/28からの経過日数6日~11日:6/3~6/9が要注意期間となりそうです。
また悩み所な方向について注視すべき観測点は、Pebek・Dixon・Tixie Bayというロシアの観測点に加えて、女満別(北海道)・柿岡(茨城)・沖縄、グァムの観測点。
今回5/28からの乱れは3/11の予兆として捉えられている3/1からの乱れと良く似ています。前回4/28からの乱れでは女満別以降の観測点で急激な変化が見られませんでしたが、今回では急激な上下動が観測されています。日本ではないにしてもアジア周辺の可能性は高いかと。
備えあれば憂い無し。バイクタワーに自転車をセット出来るようになるにはまだまだ時間が掛かりそうです。
素晴らしい考察ですね!
とてもわかりやすいです。
by レイリー (2011-06-01 21:38)
ほんと雨ばかりで、スカッと晴れた空を何日も見ていません
犬系ブログも天気が悪いと困ってしまいます^^;
by hiro (2011-06-02 20:59)
空系ブログ ・・・ いい響きです♪
by b.b.mk2 (2011-06-05 08:52)
>>レイリーさん
今回もまた方向を見誤っていたようで、
チリの方での火山噴火が該当したのではないかと思われております。
震災以降閉鎖されていた京都大学の一部のデータが閲覧出きるようになったので
またその辺りから確認してみたいと思っております。
>>hiroさん
動物系ブログさんは家の中でも絵になる写真が撮れるので羨ましいです。
>>b.b.mk2さん
最近、その比率が怪しくなってきていますが、一応空系ブログのつもりです...。
by HiroHero (2011-06-09 12:32)