バーティノフマスク [天体]
自作バーティノフマスク
満月期、そして梅雨らしいお天気と星の写真が撮れない日々が続いておりましたので、前々から気になっていたとあるものを作ってみました。望遠鏡や望遠レンズを使って星にピントを合わす時に使用する「バーティノフマスク」というものです。
バーティノフマスク
・バーティノフマスク作成サイト : http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx
・参考にした解説サイトさん : 星とカワセミと http://blogs.yahoo.co.jp/mminamig/21719723.html
上記のサイトを参考にメインの天体写真用望遠レンズ:タムロン180mmマクロ用(フード直径100mm)の実物大svgデータを取得。イラストレーターで取り付け・加工用の耳などを追加して何かと便利なOHPシートに印刷してみました。本来なら厚紙等を用いてスリットを切り抜いた方が良いみたいですが、OHPシートでも使えるとの記事をネットで2,3拝見したので自分も倣うことに。
日曜日に作ってなかなかチャンスが無かったのですが、昨夜寝る前に外を見ていみると月が見えたので短時間でしたが天頂付近に輝いていたこと座のベガを使ってテストをしてみたのが次の画像です。
バーティノフマスク使用状況
ピントが合っていると縦のライン[ | ]に対してクロスライン[ X ]が一致した[ * ]のように見え、ピントがずれているとクロスラインが左右どちらかにずれて見えるとのこと。
D5000のライブビュー拡大率を最大にすると、ピントリングを回した時のクロスラインの移動がちゃんと分かります。アバウトな勘でピント合わせをしていた時とは違い、撮り終わってからぼやぼやの画像を見て「あちゃ~」という事からは開放されそうです。
ただ、光害除去フィルターをセットしたKiss X4だと相対的にライブビュー画像も暗くなるので、このマスクを使った時にどんな感じに見えるかはまだ未知数だったりします。まだまだ月明かりはありますが、新月期の前に少しでも晴れ間が見られる事を願うばかりです。
ノートはMacBookしかないけどEOS Utilityを使ってリモートライブビューとか、歩留まり効率を考えるとどんどんシステムが肥大化していきそうな予感...。
いつも見事な天体写真を撮影されていますね。
藤井旭さんの写真を見ているようです。
私も目を悪くするまでは天体撮影を趣味にしていたのですが
片方の目を失明してからは撮影機材もケースに閉まったままに
なっています。
by 青竹 (2012-07-11 08:37)
青竹さん、おはようございます。
藤井旭さんと比べられたら恥ずかしくて画像を消去したくなってしまいます(^_^;)
私は右目が0.05とかの視力なのでピント合わせは毎回苦労しておりますが、まぁ何とかやっています。
自己満足な天体写真ですが、よろしかったらまた覗きにきてみて下さい。
by HiroHero (2012-07-16 07:52)