X-M1で星を撮ってみた [星景]
自宅で撮るはくちょう座:FUJIFILM X-M1 XC16-50mmF3.5-5.6 OIS (34mm付近)
Vixen SP赤道儀(AMD-1仕様)にて追尾
2014:07:21 01:24:30~ SS:240sec f:5.0 ISO:3200 計4枚コンポジット
連休最終日の夜、ふと外を見ると星が見えていたので、前々からやりたかったX-M1での星景写真にチャレンジしてみました。南から南西は宇都宮市の光害があり、東の空には下弦を少し過ぎた月がすでに昇ってきている状況でしたが、ISO3200でもカラーノイズが少なくて後処理し易いデータという印象を抱きました。(カブリを完全に除去出来なくてかなりムラムラですが...)
FUJIFILM X-M1 + XC16-50mmF3.5-5.6 OIS
X-M1で星を撮る際に問題になったのはまずピント合わせ。夏の大三角位は何とか分かりますが、微光星はほとんど見えません。なので無限遠が被写界深度の真ん中になるようにMFで大雑把に合わせ、フォーカスピーキング機能を「強」にして、微光星らしきものが多く写った辺りで撮ってみました。開放F値がそれほど明るくもないレンズという事もあり、まぁ大体こんな感じで大丈夫そうです。
タイマーレリーズ(社外品)使用
純正ではタイマー機能付きのレリーズが無かったので社外品を購入してみました。が、不良品なのかインターバル撮影時の挙動が怪しくて返品予定です。
お手製液晶カバー
上の写真にもありますが、長時間露出になると液晶に経過時間が表示されます。X-T1等の上位機種だと液晶を完全offに出来たりするらしいのですが、このX-M1はoffには出来ません。
遠征地で自分ひとりでの撮影なら問題ありませんが、他に人がいる状況だとあまり好ましくありません。なので家人にお願いし、フェルト生地を使った液晶カバーを作ってもらいました。本当に簡単なものですけど、機能的には問題無さそうです。
星景(天の川):FUJIFILM X-M1 XC16-50mmF3.5-5.6 OIS
Vixen SP赤道儀(AMD-1仕様)にて追尾
2014:07:21 00:53:17~ SS:180sec f:4.5 ISO:3200 計4枚コンポジット
テストはjpegとRawデータそれぞれからコンポジットして画像処理してみましたが、自分的にはRawデータから仕上げていった方が好印象でした。日中での撮影だとjpegで綺麗に撮れるので問題ありませんが、星景等だとやはりRawの方が余裕があるように思います。
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