とあるレンズ [レンズ]

nikkor10525.jpg
「Ai Nikkor 105mm F2.5S」

腰痛で満足に動けなくてもオクではポチポチと物色中。この前はずっと手に入れたかったレンズをやっと予算内でゲット出来ました。今時AFレンズでも無いMFレンズ「Ai Nikkor 105mm F2.5S」であります。

その昔ニコンサイトのコンテンツ「ニッコール千夜一夜物語の記事「Ai Nikkor 105mm F2.5」の中でこのレンズの最終型ともいえるマルチコーティング(SIC:スーパー・インテグレーテッド・コーティング)されたレンズの存在を知り、それからずっと狙っていたレンズです。このマルチコーティングされたレンズはネットのとある情報によるとシリアルナンバーが「1043xxx~1053928」の個体とか。
基本設計が良かったためか約30年に渡ってそのレンズ構成を変えずに生産された息の長いレンズで、2005年8月まで販売されていたとの事。
どこのブログか忘れてしまいまいましたが、このレンズの肝ともいえる「クセノター」タイプと呼ばれるレンズ構成が星を撮る上で有利に働くとかで各収差が程良く抑えられているのだとか。

実は、2ヶ月程前にかなり状態が良さそうでほぼ最終型とも思える個体がオクに出されていて結構本気で入札していたんですけども、相手はマニアの方だったのか相場よりも高い価格で落札されてしまいました。何事にもタイミングがあるようで、今回は特に競り合いという競り合いもなく相場より低い価格で落札。レンズ内部に多少チリの混入は見られましたが、コーティングされた前玉と後玉の状態は申し分無い状態でした。ラッキー!!
何となくちょっと黄色掛かった前玉の感じが分かりますでしょうか!?

年代が年代なのでおそらく星を撮ってもパープルフリンジはそれなりに出るでしょう。でも更に古い手持ちのレンズ「Nikkor-Q Auto 135mm F2.8 Ai改」でもLightroomでの現像時にほぼ気にならないレベルにフリンジの補正が出来る事は分かっているので、充分星撮り用のレンズとして活躍してくれるものと期待しています。
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