皆既月食の夜 -2- [月]

lunar_eclipse_141008_comps-3.jpg
皆既月食:Nikon Df AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED (トリミング有)
SS:1/1000~0.4sec f:8.0~5.6 ISO:400~6400 2014:10:08 18:09:30~ 5分間隔の45枚合成

皆既月食の続き。この遠征ではフリーで撮影するカメラも含めると4台で撮影しました。ノーマルD5100とサンニッパで地球の丸い影を浮かび上がらせるべく赤道儀でガイドしながら7分間隔で撮影。月の移動量と恒星のそれとが違うため、星を基準にガイドすると時間とともに月が移動して写せます。これをコンポジットすると昨日アップしたような感じに仕上がります。
その傍らDfでは5分間隔で撮影。Excelで時間やSS・絞り等を記入したシートをそれぞれ作成し、現場で確認しながらメイン2台のカメラの間を行ったり来たりしつつの撮影でした。その合間にフリー撮影用の赤道儀をもう一台セットアップしてまた合間をついて撮影と、自分でもよくこんがらなかったなと思います。

lunar_eclipse_141008.jpg
星景インターバル(月食編):Nikon D700 SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE (トリミング有り)
2014:10:08 18:11:27~ SS:20sec f:4.0 ISO:200 559枚(186分相当)をコンポジット

上の写真は月食の様子をインターバル撮影したもの。食の最大に向かって徐々に月が暗く細くなっていきますので、中央が赤細くなりお餅をみょーんと伸ばしたように写すことが出来ます。ISOを1600位にセットしたつもりが200のまま撮影してしまいましたが、結果的にこれはこれで良かったようです。

次に日本で皆既月食が見られるのは来年の4月4日。今回は皆既食の時間が1時間余りありましたが、来年は十数分しか継続しないようで、皆既中は更に忙しくなりそうです。
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