全天ぐるぐると流星 [星景]

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全天ぐるぐると流星:Nikon Df SIGMA 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE+LEE Soft No.2
2015:12:20 03:36:42~ SS:15sec f:3.5 ISO:2500 336枚(1時間24分相当)コンポジット

メリークリスマス!!
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今年のふたご座流星群は [星景]

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薄明インターバル:Panasonic DMC-GX7 LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
2015:12:12 04:36:45~ SS:4sec f:4.5 ISO:1600 675枚(45分)コンポジット

毎年12月になるとそわそわと気になりだすのが「ふたご座流星群」(12月14日夜半から15日の朝方までがもっとも見頃)。ゆっくりと流れる流星が多く、冬場の澄んだ空と相まって楽しみにしている流星群なのですが、今年は新月期という事もあって例年以上に期待しておりました。
が、極大日を迎える14日から15日は私の住む北関東では曇の予報。少し早いけれど土曜日なら好天が見込めそうだったので遠征に行く気満々だったのですが...朝方のカタリナ彗星(C/2013 US10)の撮影から夕方4時頃まではほぼ快晴だったのに、日暮れと共に西の空から雲が移動してきて20時頃になると全天雲に覆われてしまいました。その後も1時間毎に外の様子をチェックしていましたけど、晴れる様子もないのでふて寝と相成りましたです。
頼りにしているGPV気象予報では好天を意味する真っ黒な画面だったのですけどねぇ。予想外だったなぁ。
良い予報が悪い方へ外れることもあるのなら、悪い予報が良い方へ変わる可能性もあるのでまだ諦めていませんけども。テンション下がり気味なのは如何ともし難いです。

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12月12日早朝のカタリナ彗星(C/2013 US10):Nikon D810A PROMINAR 500mm F5.6 FL+TX07 (トリミング有り)
Vixen SP赤道儀(AMD-1仕様)にて追尾
2015:12:12 05:11:03~ SS:120sec f:4.0 ISO:3200 8枚コンポジット

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月と金星と彗星 [星景]

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月と金星とカタリナ彗星(C/2013 US10):Nikon D810A PROMINAR 500mm F5.6 FL+TX07
Vixen SP赤道儀(AMD-1仕様)にて追尾
2015:12:08 04:17:08~ SS:10sec f:4.0 ISO:1600 x1、SS:20sec f:4.0 ISO:800 x3 計4枚コンポジット

12月8日の早朝は月と金星とカタリナ彗星(C/2013 US10)が近づく様子が見られました。が、細くなったとはいえ月明かりは強烈で露出に悩み、結果撃沈と相成りました...。

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ガーネット・スターとIC1396 [星景]

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ガーネット・スターとIC1396:Nikon D810A PROMINAR 500mm F5.6 FL+TX10
Vixen SP赤道儀(AMD-1仕様)にて一軸オートガイド
2015:10:14 21:06:42~ SS:600sec f:5.6 ISO:1600 16枚コンポジット

夜空を彩る星々の中にも特徴的な星が沢山あります。ケフェウス座にあるこのガーネット・スターもその特徴ある星のひとつです。
wikiによると「この星は元来エラキス(Erakis)という固有名が付いていたが、この星があまりにも赤い(赤色超巨星)ため、ウィリアム・ハーシェルによって“the Garnet Star”と名付けられた」との事。付近の天体を導入する時はこの濃いオレンジ色の星をまず探します。
そしてこのガーネット・スター付近を長時間撮影すると、淡い散光星雲(IC1396)と共に暗黒帯も浮かび上がります。この淡いトーンが初めて表現出来た時は嬉しかったです。
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息抜き [星景]

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星景(八方ヶ原):Nikon D810A SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE+LEE Soft No.2
2015:11:13 01:42:24~ SS:15sec f:3.5 ISO:10000

今週末は資格試験のために上京する予定であります。そろそろお尻に火がついてきたので、先週位から追い込み勉強を始めたのですが、11月12日の夜は久しぶりに晴れそうだったので山の方まで出掛けておりました。
そんな試験間際に夜遊びしていていいのかという感じではありますが、これまで取った資格と勉強範囲が重なる部分が多いので数値類の再確認がメインで新しく覚えこむ要素があまりないので助かってます。(来年2月頃に「合格」という記事が無かったら落ちたという事で笑ってやって下さい)

で、いそいそと出掛け、それなりに機材を展開して撮影を始めたのですが、23時頃に薄雲の襲来にあい、様子を見るも午前1時過ぎに撤収して参りました。まぁ、これも疲れを残すなという天の采配という事で無理せずに下りてきましたです。写真はそんな下山途中に取った1枚。白樺!?のシルエットとオリオン座が綺麗だったので思わず車を停めて撮影しました。いつもは速攻で山を下りてしまいますけど、たまにのんびり下りるのも発見があって良いですね。
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星間分子雲 [星景]

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M45廻りの分子雲と流星:Nikon Df TAMRON SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1
Vixen SP赤道儀(AMD-1仕様)にて追尾
2015:10:22 01:05:01~ SS:210sec f:4.0 ISO:4000 32枚コンポジット

星と星の間には何もないと思われがちですが、ガスや宇宙塵が集まって濃度が濃くなったエリアがあります。非常に淡いのでちょっと撮影した位ではなかなかその存在に気がつかないのですが、長時間撮影して丁寧に画像処理をすることでその濃くなったエリア(分子雲)を炙り出すことが出来るようになります。
先日アップしたオリオン座流星群のものと思われる流星の写り込んだカットも、同じように撮影したものを32枚合成してごにょごにょすると、こんな感じに見えなかったもくもくが現れてきます。通常ISO1600で撮影する所をノイズが増えるのを覚悟でISO4000まで上げてトータル1時間52分。ISO1600換算なら4時間40分相当。

だから何だと言われるとそれまでなのですが、長時間安定して撮影するシステム、得られたデータを画像処理するスキル、やっと自分もそんなレベルまでこれたかなと思える撮影でした。(強調処理する過程で細部が溶けているのでまだまだですけど)
偶然飛び込んでくれた流星はおまけですが、ワンポイントになってくれたかなと思っています。
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オリオン座流星群の夜 [星景]

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オリオン座流星群:Nikon Df TAMRON SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1
Vixen SP赤道儀(AMD-1仕様)にて追尾
2015:10:22 02:37:02~ SS:240sec f:4.0 ISO:4000

10月21日から22日に掛けて、平日ではありましたがオリオン座流星群が極大を迎えるという事で山の方まで遠征しておりました。週のど真ん中であるにも関わらず流星目当ての方達でそこそこ賑わっていましたです。

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冬の天の川:Nikon Df AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
Vixen SP赤道儀(AMD-1仕様)にて追尾
2015:10:22 03:29:58~ SS:150sec f:3.5 ISO:3200 5枚コンポジット

修理から上がってきたばかりの「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」でも「流星が写ってくれればいいなぁ」的に星景をテスト撮影。通常撮影なら気付かない片ボケ等も点光源を対象とする天体写真だと気になりますのでドキドキでしたが、四隅が均等なイメージで以前に撮影したものと確認してみても変わった印象がなくひと安心致しました。良かった良かった。

肝心の流星ですが、肉眼で数個流れたものを確認出来ましたが、あちこちから「あ、流れた」「今の明るかったねぇ」等声が上がるのに自分の視野には入らず...。自分だけ違う宇宙を眺めているのかと思ってしまいました。ふたご座流星群程活発に流れる訳でもなく、いつもより多めに流れるかなぁという印象に留まりました。
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放浪の一夜 [星景]

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星景(八方ヶ原):Nikon D810A SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE+LEE Soft No.2
2015:10:09 00:01:00~ SS:20sec f:3.5 ISO:8000

ひとつ前の記事で朝方惑星達が並ぶ様子を写真に撮りましたが、実はその前日から遠征に行っておりました。が、山の上では強風の上に雲が多く日付が変わる頃合いで撮影を断念して撤収。

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星景(矢板市):Nikon D810A SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE+LEE Soft No.2
2015:10:09 00:48:10~ SS:20sec f:3.5 ISO:8000

その後冬場の遠征地を経由しつつ、いつもの河川敷公園の東側の展望が良い駐車場のロケハンをしてから一度帰宅して入浴、1時間程仮眠をして再出撃。でその夜、猛烈に眠かったのでテキトーな文を添えてアップしたのが前回の記事だったりしたのでした。もう無理が出来ない体になってきたようです...。
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あの夜の出来事 [星景]

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星景(八方ヶ原):Nikon Df AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
2015:09:20 22:58:06~ SS:20sec f:2.8 ISO:10000

久しぶりに遠征したこの夜。最後のカットにと展望台の上に上って冬のダイヤモンドを撮影していたら、交換用にポケットに入れて持っていった「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」がゴツンと落下。
何となく「ここで落としたら洒落にならないなぁ」と考えてはいたんですけども、撮影している内に夢中になって中腰になった時にポケットから...。
幸い展望台の下までの落下は免れたのでレンズが割れるという事はありませんでしたが、当たり所が悪かったらしくズームリングがスムーズに回らなくなり、AFはするようですが試写してみたら思いっきりの片ボケ...とほほ。
とりあえずニコンのピックアップ修理サービスに申し込んで週末に回収予定ですが、ネット受付の概算見積り通りに直ればいいなぁ。(やっと手に入れたのに雑に扱っちゃだめという事ですね...)
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天の川に見る季節のうつろい [星景]

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全天星景(秋から冬の天の川):Nikon D810A SIGMA 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE+LEE Soft No.2
Kenko SkymemoRにて追尾
2015:09:21 02:33:53~ SS:583sec f:5.0 ISO:1250

この時期になると日付の変わる頃合いには東の空に冬の星座達が上ってきます。色濃い夏の天の川も綺麗ですが、冬の星座達が占める朝方の夜空は明るい星が多くて賑やかな印象となります。

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全天星景(夏の天の川):Nikon D810A SIGMA 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE+LEE Soft No.2
Kenko SkymemoRにて追尾
2015:07:11 00:21:11~ SS:600sec f:5.0 ISO:1250

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