APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM：Photostocks：So-netブログ

APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM　[レンズ] [編集]

レンズ：Panasonic DMC-LX3

20Dでシステムを再構築しようと決めた時、自転車のパーツ代としてドナドナしてしまった「EF70-200mm F2.8L IS USM」に相当する望遠レンズをどうするかというのが懸案事項でした。

D300購入貯金はすでに半減していたので、また同レンズを入手するのはちょっと無理そう。昨年レンタルしてみた「EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM」にはそんなにネガティブな印象が無く、自分の用途ではむしろこれくらいの焦点域の方が必要であるという結論も出ていたので、望遠端は最低でも300mmは欲しいというのが希望。

で、ネットで情報を集めてはオクをウォッチする日々。何度か挑戦してやっと予算内でゲット出来たのがシグマの「APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM」であります。

レンズ：Panasonic DMC-LX3

ほとんど試写する事なく、今回の運動会でいきなり実戦投入となった訳ですが現場で感じた事などを少々。

・OS(手振れ補正)：4段分と言われるOS、立ち上がりの「ジャッ」という作動音が結構賑やか。EF70-200mm F2.8L ISの「コトン」という音に比べ、静かな所だと結構気になる音量です。OSが安定するまでに少し時間が掛るように感じます。4段分とはいえ望遠端は銀塩換算で640mmとなるので、今日は久々に一脚を持ち出して可能な限り手振れの可能性を排除して撮影していました。

・HSM(超音波モーター)：フルタイムマニュアルフォーカス可なので、この辺りは純正と同じような感覚で操作出来ます。AFスピードも問題無く、今日のような運動会ならAIサーボも十分追従してくれました。

・描写性能：120〜300mm(換算192〜480mm)位までなら開放でもそれなりに写る印象。400mm(換算620mm)となると光線状態によってはちょっともやもや感があるかなぁという感じです。

残念な事としてはフォーカスリミッターが無い事でしょうか。あると結構便利なんですけどね。値段が値段だけにそこまで望むには酷かな。

ただ見過ごせない点としては、今日の運動会の撮影中に2度程フリーズしました。AIサーボで被写体を追い掛けていてOSが迷っているなぁと感じたら「00」マークが出てメインスイッチでも電源が切れない状態に。2回ともバッテリーを抜いたら復帰しましたが、この辺りは社外品レンズを使うリスクと捉えて使っていく必要がありそうです。