モディファイ [星景]


インターバル撮影後に使用する合成ソフトの情報を集めていたら、以前使った事のある「SiriusComp」というフリーソフトがexif情報も残るようになり、動画作成時も比較明合成出来るようになっていたので試しに使ってみました。
前半は標準合成モードで星が日周運動で動いていくのが分かります。後半は星の軌跡がにゅーっと伸びていく比較明合成モード。これはなかなか面白いですね。合成写真だけでない楽しみが増えました。

以下、忘れない内に作業手順をメモ。
・Windows(Parallels上):「SiriusComp」を使って比較明合成のついでに動画も作成(AVI形式)。
・Mac:「MPEG Streamclip」にてAVIからMPEG4(H.264 1920x1080[HDTV1080])に変換。
・Mac:「iMovie」にて編集。Youtubeに書き出し。

110926_01.jpg
ポタ赤(改):Panasonic DMC-LX3 [Raw]

以前、記事にした事があるポータブル赤道儀ですが、実際に使用してみるとここはちょっとと思う部分が出てきたので満月期に合わせて、とある所に改造というかモディファイの依頼をしておりました。
お願いしたのはこの手の製作では有名な「テレスコ工作工房」さん。

こちらの要望としては、
1.ワンタッチで脱着可能な雲台の取付部の固定ボルト増設
2.アングルプレートの作成
3.アングルプレートに極軸望遠鏡取り付け用のアダプターの追加

メールでのやり取りから始まり、実物をお送りしてこちらの要望を検討して頂いた結果、1.と2.について依頼する事にしました。

本日、ポタ赤が戻ってきたので早速セットアップしてみましたが、アングルプレートの効果は絶大です。これまでは三脚の足を伸び縮みさせて水平を出していましたが、プレートの追加で雲台でレベル出しをすれば良くなるのでかなりの時間短縮になります。プレートの角度はこの状態で35度になるようになっているので微調整で済みます。(一応、覗き穴から北極星も確認出来るようになりました)
以前の状態はこちら

110926_02.jpg
ポタ赤(改):Panasonic DMC-LX3 [Raw]

次に固定ボルト追加部分。ちょっとアバウトなオリジナルの工作精度のため、ボルト1本での固定では荷重の掛り方によって台座との間に隙間が空いて少し怖いと感じる状態もありましたが、ネジを2本追加して3本留めとなったので台座にしっかり固定されるようになりました。(ほとんどオリジナルのような仕上がりで満足度高し)

ちょうど新月期に間に合う形で戻ってきたので天候を見て星景を撮りに行ければと考えております。
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WhiteWolf

動画で見ると、違った広がりと、世界観がありますね。
しかし、好きじゃないと出来ないですよね(笑)
by WhiteWolf (2011-09-27 06:39) 

zak

もう星景写真はHiroHeroさんの世界を
楽しむにほか無いですね。
新月が近づいてますね・・・ うらやましい~
by zak (2011-09-27 20:09) 

mitton

動画、不思議な世界を堪能させていただきました^^
これは、面白い!
by mitton (2011-09-29 08:29) 

HiroHero

>>WhiteWolfさん
はい、好きじゃないと出来ないと思います(笑)
Youtubeなどで見て、どうやって動画にしているんだろうと思っていましたが、
こんなに簡単に作れるとは思いませんでした。
ただ何時間も撮るのが大変です(-_-;)

>>zakさん
いやいやzakさんの星景写真も雄大な自然の中で撮られていて羨ましいです。
この新月期にはあと1回位は出撃したいと考えております。

>>mittonさん
動画編集は面白いですね。といってもiMovieでお手軽編集ですから
全然凝った事は出来ませんけど(^^ゞ
by HiroHero (2011-09-29 13:04) 

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