Higlasi-1A -2- [ガジェット]
ポータブル赤道儀:Higlasi-1A
今日は金星の太陽面通過というレアな天体ショーが見られる日だった訳ですが、自分の住む北関東では厚い雲に阻まれて太陽の姿すら見る事が出来ませんでした。こんな時は機材のお話。愛用しているポータブル赤道儀「Higlasi-1A」の使用感のまとめ2回目です。
ポータブル赤道儀:Higlasi-1A
初めは広角レンズを使用してのガイド撮影から、使用している内に長いレンズも使えそうだぞと180mmレンズ(35mm換算288mm)まで使用して撮影するようになりました。
そうなると当初は軽さ重視で選んでいた自由雲台の使い難さが気になってきました。で購入したのがSIRUI製「G-10」というフリクションコントロールも付いてアルカスイス規格互換のクィックシューを使うモデル。中国製ってどうよと思っていたんですけど、なかなかどうして精密感ある作りでいい感じです。(耐久性は未知数ですが...)
1枚目の写真に何気に写っているのが、Higlasi-1Aで次にチャレンジしてみたいBORGです。とりあえず45EDIIの対物レンズ回りだけ手に入りました。(やはり中古)
この状態では無限遠でピントが出ないので、さらにパーツを入手しなければならないのですが、数ある沼の中でもこの沼には近づくまいと思っていたのに、しっかり片足を突っ込んでしまいました...。
0.85xレデューサーを使っても276mm、35mm換算で441mm(キヤノン)。F値が6.1と暗い分ISOを上げるか露出時間を伸ばして調整するしかない訳で、この焦点域を3分でもいいからガイド出来たら表現の幅が広がるなぁと期待しております。それにはDPPAモードでの追い込みが重要です。
DPPAモード
自分がDPPAモードで極軸を追い込んでいく時に重要視するのが北極星を含む○で囲んだ四つの星。毎回導入に使うレンズは同じものにしているので、このパターンになるように3D雲台を微調整しています。
DPPAモード 動作シーン (協力:二男)
と、これまで散々DPPAモード・DPPAモードと連呼してきたのにどんな動作をするのか動画をアップしていなかったので二男の協力でアップしてみました。
こんな感じで、スタートスイッチ長押しによりDPPAモードがスタート。角度にして30度バルブ撮影をしてスタート位置まで戻ります。(トルク130%設定時は360度回転させる事も可能)
星の軌跡が写れば良いのでISOは上げられるだけ上げてます。こういうギミックは他のポタ赤にはなかなかないので操作していて結構楽しいと思える瞬間です。
最近では星の追尾だけでなく、タイムラプス動画撮影用に使われる方もいらっしゃるとか。開発者さんの方でもそういうニーズに対して、個別の仕様変更などで柔軟に対応下さっているようです。
開発者さんブログ
徒然なその日暮らし(竜爺さん):http://tatsujijii.blogspot.com/
Higlasi-1A通販サイト:http://ndl2000.sakura.ne.jp/higlasi/
次の課題はジュニアギアヘッドの2軸化かな。
タグ:Higlasi-1A 星景
ギア付き雲台がないと極軸合わせが厳しいと気付き検討中です。
マンフロ410どうですか?
後で買い替えることになるとしたら405にしてしまおうかとも思うのですけど^^;
by imarin (2012-06-07 12:57)
imarinさん、こんにちは。
410はポタ赤に180mmレンズ位なら問題なくスムーズに
極軸合わせの微調整が出来ています。
今は2軸化してより剛性感が出ればと考えています。
購入時405も検討したのですが、思ったよりも大きくて
予算もかなりオーバーしたので諦めました(^_^;)
by HiroHero (2012-06-08 12:50)
ありがとうございました^^
予算的に405はしんどいと思っていたので、410を買いたいと思います。
自分が使うのはおそらく16-35/2.8か24/1.4なので重量的には問題なさそうですね。
TOAST購入してから数か月・・・やっと箱から出したところですw
by imarin (2012-06-11 09:59)
imarinさん、こんにちは。
TOASTをお持ちでしたか。やっと箱からって勿体なさ過ぎます^^;
410とTOASTで撮った素敵な星景写真を楽しみにしております。
by HiroHero (2012-06-12 12:48)