眠れぬ夜のオリオン [星景]

120915_06s.jpg
星野(オリオン座中央部):Canon EOS Kiss X4 TAMRON SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1
Astronomik EOS Clip-Filter CLS / Higlasi-1Aにて追尾
2012:09:14 03:41:17~ SS:119sec f3.5 ISO:1600 x 2
2012:09:15 01:57:43~ SS:178sec f3.5 ISO:1600 x 2

一昨日の早朝というよりは深夜。夜更かし長男が2階に上がってきた時の物音に反応してしまったのか、午前2時半頃に寝苦しさもあって目が覚めました。外を見ると輝く星たち。今週末は天気が良くなさそうだし、こういう機会に撮っておかないとこの新月期はまともな写真が撮れないかもと眠い目を擦りながら無理やり起きることにしました。
薄明開始まで何枚かは撮れるかなと準備を始めますが、寝ぼけているのでレベリングベースの締め付けが甘く極軸が微妙にずれてしまったりいつもなら15分もあれば完了する所を30分以上掛かってなんとかセット完了。
さぁ撮るべと思ったら薄雲が湧きだして何とか撮れたのは1枚。もたもたしている内に東の空に昇ってきた月を撮って撤収したのでした。

120914_03.jpg
月:Canon EOS Kiss X4 TAMRON SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1

で、昨夜のお話。22時位から薄雲が晴れていい感じに星が見えてきました。遠征しようかと思いましたが、山の方はガスが掛かっているようにも感じたので大人しく自宅で撮ることに。本日2度目のDPPAによる極軸合わせです。
いい感じにあってきたなぁと思ったらまたもや薄雲襲来と言う事で一旦撤収。日付が変わる頃に再度設置して複数枚撮影に入りましたが3枚目辺りから再び雲のの通過にやられて終了。結局、前日のものから2枚、今回のものから2枚の計4枚(約10分)を合成しています。ノイズも色被りも取りきれていないしまだまだの画像ですが、このポタ赤「Higlasi-1A」で撮りたかった被写体をやっと撮ることが出来ました。これからは更に条件は良くなるでしょうからじっくり撮影してみたいと思います。

120914_02.jpg
DPPA検証結果

ここ2日の連日のDPPAモードによる極軸合わせのやり難さは、お助けアイテムとして利用しているスケールのおおまかな時角合わせに難があるからではと思いあたり、DPPAスケールに北斗七星とカシオペア座をプロットしていつも目印としている北極星と二つの恒星のフレーミングがし易いように修正してみました。

120915_04s.png
DPPAスケール

nice!(29)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 29

コメント 2

sae

これから空がクリアになっていくので楽しみですね。
地球照バッチリのお月さま、キレイです^^
by sae (2012-09-15 20:55) 

HiroHero

saeさん、こんばんは。

月齢的にはちょうど良い状態になってきているのですが、
台風の影響でいまいちなお天気が続いているのがもどかしいです。
月がある時には月を被写体として出来るような望遠鏡が欲しい今日この頃です。
by HiroHero (2012-09-17 19:58) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

今日空日光けっこう ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。