ベランダ天文台 [星景]

140127_02s.jpg
星景(冬のダイヤモンド):Nikon D700 TAMRON SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD Aspherical[IF]
2014:01:27 22:30:02 SS:20sec f:3.5 ISO:2000

赤道儀を使って天体写真を撮る時にまずやる事が北極星を見つける事。何度もやっていると体が覚えるようで、そんなに誤差の無い角度で見上げる事が出来るようになります。(自宅周辺では約35°)
最近、家人の指令によりベランダで洗濯物を干している時、ふと北の方向を見上げた時に「もしかしてベランダからも北極星が見えるのでは!?」と思ったので、今宵ちょっとチャレンジしてみました。
結果は、ベランダの角にセットすれば赤道儀にぎりぎり北極星が導入出来る事が判明。ベランダの床材がふわふわするのでしっかり固定するには何かしらの対策は必要ですが、東から西の視界はばっちりなので意外に条件が良さそうです。

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冬のダイヤモンド

冬のダイヤモンドを構成する星々は、左上右上から時計周りで、カペラ(ぎょしゃ座) - アルデバラン(おうし座) - リゲル(オリオン座) - シリウス(おおいぬ座) - プロキオン (こいぬ座) - ポルックス(ふたご座) 。冬のダイヤモンドの中でひと際明るく輝いているのは木星です。ちなみに、写真の中で撮影していたデータを処理してみるとこんな感じになりました。普段とは違う高さで撮っていたのでどこかの外灯のゴーストなのか本来あるはずのない所に赤い散光星雲のようなもやが写ってしまいました。これを何とか除去しようとしたのですが、余計変な感じになってしまうのでそのまま処理しております。

140127_05s.jpg
冬のダイヤモンド:Canon EOS Kiss X2 (新改造) SAMYANG 14mm f2.8 IF ED UMC Aspherical
Astronomik EOS Clip-Filter CLS-CCD / Higlasi-2Bにて追尾

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